20170805
朝食 8:30
ヨーグルト
トースト
カフェオレ
399kcal
P=4g
昼食 13:30
しゃぶしゃぶ食べ放題
夕食 18:30
屋台でいろいろ
この日は祭りへ出かけていたため、カロリー計算が全くできなかった。
***
これでは締まらないので、夏祭りの屋台について少し。
僕は夏祭りの場では大して考えずに欲しいもの食べたいものを買うのですが、
ボーっとしてると気づいたらすごい金額使ってしまいますよね。
普通のペットボトルが200円とか300円とかしたり。
自分で夏祭りの場に出店すればかなり儲かるのでは?と思い、調べてみました。
題して、
「べるプロジェクト:夏祭りで大儲け!?屋台で副業しよう!」
1.出店の法的ルール
お祭りなど、臨時的に開催されるイベントに出店することを臨時営業と言います。
臨時的に設けた施設で食品を調理、提供する場合、原則として食品衛生法に基づいた営業許可が必要です。
これは、屋外での調理で怖い食中毒などの衛生問題をクリアするための許可です。
事前に管轄の保健所に申請し、様々なテストをクリアしないと得られません。
これだけではなく、当日に屋台を構える場所を利用するための申請も必要です。
公共施設である道路の一部を独占的に利用するため、道路使用許可書による申請も必要です。
これは管轄の警察署長への申請になります。
そして最後に、お祭りの運営委員会へ出店の申請。
屋台を出店している方々は結構大変な事務作業をクリアしているようです。
2.保険所への申請の流れ
まず、出店したいお祭りを管轄している保健所へ事前相談へ伺います。
その際は実際に出店しようとしている屋台の図面を持っていく必要があります。
出展予定の屋台がそもそも決められた施設基準を満たしているかどうか検査する必要があるからです。
次に、申請書類の提出が必要です。
これは出店予定日よりだいたい2週間前に行うのが通常のようです。
ここで、営業許可申請書、営業設備の概要・配置図、許可手数料を提出します。
営業許可を得るためには、保健所職員による施設検査も必要です。
この施設検査を行う検査日の調整や、連絡方法についてもこの段階で話し合うそうです。
そして施設検査。
保健所の担当者立ち合いの元に検査が行われます。
最初に提出した図面と実際の施設が異なっていないか、
施設基準を満たしているかといった部分を検査するそうです。
万が一基準を満たさない場合は不適事項を改善し、再検査が行われます。
施設検査を無事クリアすると、ようやく許可証が発行されます。
しかしこの許可証、発行に数日を要するようなので、営業開始日と交付日についてもあらかじめ調整しておきましょう。
こうしてようやく営業を行うことが出来ます。
ちなみに、営業中はこの営業許可証を見やすい場所に掲示しないといけないようです。
・・・が、僕は見たことがありません。
3.禁止事項
ここまでなかなか煩雑なステップがあることが分かりました。
これだけではなく、禁止事項もいくつかあることが分かりました。
まず、原則として生クリームや刺身などの生ものは提供できません。
提供する直前に加熱処理が出来ないものも提供不可です。
しかし、かき氷や電球ソーダなどの飲み物など、もともと加熱する必要のないものは例外見たいです。
調理の際、大量の水を使用することも禁止されます。
大量がどこからか分かりませんし、ちょっと理由が思い浮かびませんでした・・・
さらに、手の込んだ仕込みを屋台で行うことも禁止されています。
煩雑な工程になると食中毒やその他異物混入などのリスクが増加するから、だそうです。
地域や管轄の保健所によって若干ルールが変わるそうなので、出店の際は確認をお忘れなく。
4.実は許可を得れば出店できる話でもない
さて、出店までの申請について調べてみたわけですが、
実は許可を得れば無条件に出店できるわけでもないようです。
各地域ごとに露天商組合があり、伝統のある古い組織のようです。
師弟関係で成り立っており、一般人の参加は難しいとか。
この点に関して、今回参加したお祭りの地域の露天商組合を検索してみました。
当組合は露天商への転職もしくは新規参入をお考えの方へ開業に向けてのスキル提供、開業後の業績安定までの長期間に亘る支援を行っております。
しかしながらどの業態・業種に限らずある一定の成果を算定していく中で、片手間でやろうとかサイドビジネス的な趣旨の方々が近年急増しており、半年から一年で辞められる方も少なくありません。
ですので以下に挙げられる項目を熟慮して頂いた上でのご連絡宜しくお願い致します。
メリット
・人の集まる場所で出店できる(固定の店舗スタイルではない)
・すべて現金決算である
・自分の都合で休日を決めることができる
・資金ゼロから始めることができる
・たくさんの寺社仏閣へ参拝ができるデメリット
・真冬、真夏でも野外の仕事
・肉体労働
・早朝からの仕事
・全てにおいて自己責任
要は「ちゃんと支援してやるのに生半可な気持ちで始めて重労働に耐えかね辞める輩が多すぎる。(意訳)」ということでしょうか。
「イ〇ンとかで売ってるPBのお茶、定価50円くらいなのに300円で売ってるやん!儲けれそう!」という生半可な気持ちで調べた僕の気持ちを見透かされた気分です。
恐らくこのような組合の後ろ盾が無ければお祭りの運営へ直で出店を申請しても通らないのでしょう。
という訳で、べるプロジェクト は頓挫したのでした。