オンラインサロンで合宿した話

こんばんは。べる(@belltea910)です。

 

土曜日から3日間、僕が所属している大学生オンラインサロンの合宿がありました。

よくありがちなサークルの合宿とは異なり、「勉強合宿」のような活動でした。

 

今日で終了しましたが、忘れないうちに感じた事や思ったことをブログに起こしておこうと思います。

 

 

 

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まず基本的に、僕は合宿などの集団行動が苦手です。疲れます。

例えば毎年開催のサークルの合宿には、4年のうちで1回しか参加していません。

 

この「疲れる」というのは、「極度に人と関わりたくなくなる」という意味です。

ちょっと一人にしてくれ、みたいな。

 

ですが、なぜか今回の合宿は特に疲れませんでした。

 

今回の合宿がなぜ疲れなかったのか、考えてみたいと思います。

 

 

可能性1.横並びの風潮が無かった

 

普段関わる人たちとの集団行動は

「1人でいる奴は友達がいない、コミュ障」と後ろ指を指す傾向にあります。

 

誰も言葉には出しませんが、

「風呂へはいる空気になったらみんなで入る」

「コンビニへお菓子を買いにいく空気になったらみんなで行く」

などの風潮があり、これに逆らう人は異物だとみなす風潮があります。

「え?なんで一緒に行かないの?一緒に行こうよ!」みたいな。

 

対して、今回の合宿では、

「1人で行動することも集団で行動することも優劣など無い」

という意識があったように思います。

 

誰かが一人で大浴場へ行っても、

「じゃあ俺も行こうかな」「俺は後でいいや」など、それぞれが自分のサイクルや気分と合わせて自立して行動しているのです。

自分が普段交流している友達と今回の合宿参加者の文化が違う、というところに疲れなかったポイントがあるのではないか、という推測です。

 

もちろん、全体で動く時はこの限りではありません。

時間を指定してワークを始めるというときは皆さん時間を守ろうとしていたように思います。後半は特に。

 

 

これに関連して、自分の我慢に限界が来る前に適度に一人になる時間があったことにより疲れなかったのではないかとも考えられます。

ずっと誰かと一緒という訳ではなかったことによるガス抜きが出来ていた、ということです。

 

 

 

可能性2.ワークによって脳を精一杯使ったことにより、精神的疲労を感じる暇がなかった

 

この3日間、ワークが目白押しでした。

僕自身は特段疲労を感じる事はありませんでしたが、知らずのうちに疲労がたまっていた、という可能性があります。

 

脳が疲れ切っていた為、心が疲れる前に睡眠欲が勝りリセットがかかっていた。

これもあり得そうです。

 

 

可能性3.純粋に楽しかった

 

純粋に楽しかったのかもしれません。

あったことの無い人と3日間過ごすという刺激が楽しくて仕方がなかったかもしれません。

 

僕は他人の思考回路に非常に興味を示します。

目の前の相手がどんな思考回路を持っているのか、どんな切り口で考える癖があるのか、価値観の境界線はどこにあるのか。

自分を除いた16人分、それぞれ新しいサンプルが目の前に居るのです。

これほどに興味を刺激されることはありません。

(人間を「思考回路のサンプル」と表現した点、不気味で冷徹なイメージを持たれるかもしれませんが特にそういった意図は無いです。)

 

実際、この3日間自分では珍しくテンションが高い状態に保たれ続けていました。

それにより自分をコントロールできず暴走してしまった点も多々ありましたが。

 

疲れなかった理由をまとめると、

1.横並びムラ社会という風潮が無かった

2.脳の疲れにより心が疲れる前に寝ていた

3.新しい人と触れ合う刺激が楽しかった

 

くらいなのかな。

 

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個人的反省

 

全日を通して、自分のテンションコントロールが出来ていませんでした。

自分の内面、感情の変化に流されていました。

 

テンションが高いときは思考が雑になったり、テンションが低いときは思考が慎重になったりと、パフォーマンスがテンションによって左右されすぎることは良くないことであると考えます。

 

テンションと関係なく、楽観的思考と慎重な選択という異なった視点を常に持ち続け、適切な時に適切な選択ができるようにしなければなりません。

 

常に一定の最高のパフォーマンスを出すためには、これは改善せねばならないと考えます。

このパフォーマンスの誤差を限りなく小さくして行く必要がありそうです。

 

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合宿自体は土曜から3日間でしたが、僕個人は金曜から5日間に及ぶ東京滞在となります。

東京に来て合宿に参加して最も感じたことは、住む都市によって価値観に大きな違いが発生する、ということ。

今回は飲食店における価値観の違いを強く実感しました。

 

 

僕は東京に来て、「つるとんたん」といううどん屋さんが非常に好きになりました。

雰囲気、料理の味、共にとてもドストライクと感じます。

僕なら普通にデートにも使いますし、一人でも入りますし、友達グループとも入れるお店です。

価格設定も1000円前後と、「中」といった感覚を持っています。

1食が1000円を切ると「低」、3000円を超えてくると「高」という感覚です。

 

しかし、関東に住む参加者を話をしていると、どうも認識がかみ合わない。

話を聞いていると、どうやらこのお店を低というか、普段使いのお店という認識があるような印象を受けます。

僕でいうガストサイゼみたいな感覚ですかね。

 

こういった部分での金銭感覚や価値観の違いは、それまでどのような空間やコミュニティで生きてきたかという経験が大きく関係しているものと思います。

首都圏が栄えた土地である分、地方と比較してよりスケールの大きい消費・生産活動が必要になりそれを通じて価値観に大小という差が出るのか、とも感じました。

 

サンプルが少ないので、もし関東に住んでいるという方がいらっしゃれば価値観や金銭感覚について話を伺ってみたいです。

 

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非常に長文になってしまったので、これまでにします。

「感じたことは分かったけど、結局合宿行って何を学んだの?」という疑問があるかもしれません。

具体的に何を学べたのかといった内容を全く盛り込んでいないので要領を得ない記事となってしまいましたが、ご容赦ください。