こんばんは。べる(@belltea910)です。
前回投稿した紅茶記事から約1か月経過してしまいました。
すっかり気温が下がり、少しずつ秋が近づいていますね。
これからの季節、熱い紅茶を飲むにはうってつけです。
前回購入した茶葉が消化できたので、次の茶葉の紹介です。
今回紹介するのは、「キームン・クイーンズホープ」。
聞きなれない名前の紅茶なので購入しましたが、実はキームンは世界三大茶葉の1つ。
インドのダージリン、スリランカのウバと並ぶ、中国の茶葉です。
ダージリン茶葉の使われた紅茶例。
僕がペットボトルの紅茶を買うときはもっぱらこれです。
このままで飲むか、これにシロップを1つだけ入れるのが個人的おすすめです。
ウバの茶葉が使われた紅茶例はこの2点。
香りが独特で強めなため、ミルクティーでも美味しくいただけます。
普通の紅茶にミルクを入れてしまうと、香り味がミルクにもっていかれますが、ウバはミルクと戦えるだけの強さがあります。
「あれ?1枚目アールグレイじゃん!」と思った方、鋭いです。
アールグレイは茶葉の名前ではなく、風味についた名前です。
ベルガモットという果実の香りが付けられた茶葉は全てアールグレイになります。
なので、ウバ・アールグレイ、アールグレイ・ダージリンなど、色々な種類があります。
「アップルティー」という名前の茶葉もありません。アップルの風味を付ければどんな茶葉も「アップルティー」と呼ばれるのです。
残念ながら、キームンを使った市販のペットボトルの紅茶は見つからず・・・
話がそれてしまいました。
という訳で、今回は「キームン・クイーンズホープ」のレビューをしようと思います。
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ということで、改めて。
今回購入した茶葉、「キームン・クイーンズホープ」です。
お値段、50gで720円。
紅茶としてはそこそこのお値段。
キームンは、中国の茶葉です。
燻製のようなスモーキーな香りがあり、好みが分かれるところです。
『この上なく甘美で豊かな味と、蘭の花にもたとえられる華やかな香りが優雅なひとときを演出します。』とのこと。果たして・・・?
紅茶もワインもですが、ラベルに書いてある風味の説明がこの上なく抽象的ですよね。
「女王の希望」とは、かつて英国民が愛した紅茶が中国原産のキームンであったことからイギリス女王をとった名前です。
浸出時間は、2~3分。
しっかりと3分待って、頂きます。
液色。
そこの深いマグカップなので影になりやや分かりにくいですが、透き通った赤燈色です。
これぞ紅茶!というイメージの色。
砂糖を入れ、ストレートで一口。
ほんのりと甘い風味が残ります。
言われてみると燻製のようなスモーキーな風味ですが、
「緑茶を飲んだ後の甘み」のような味です。
しかしながら軽やかな味わいで、飲みやすい紅茶です。
華やかな茶葉の香りと、わずかに残る燻製の香りがあります。
燻製の香りは強めなので、ミルクティーでも美味しくいただけます。
が、蘭の香りを楽しみたければストレートがおすすめです。
評価:★★★☆☆
燻製のスモーキーな風味が、僕の好みとは少し外れていました。
うーん。惜しい。
普通の紅茶っぽい風味が好きかな。
前回こちらで紹介したディクサムと似た風味でした。
次回は、「アールグレイ・ダージリン」という紅茶を紹介したいと思います。
茶葉の消化に時間がかかるので、次回はまた1か月後に。
肌寒い季節、夜に熱い紅茶で一息ついて読書などしてみてはいかがでしょうか。