こんばんは。べる(@belltea910)です。
先日公開した「アールグレイ・ダージリン」は、11月に飲んでいました。
ダージリン茶葉にベルガモットフレイバーをつけてアールグレイにした紅茶。
味や評価のほどは記事をご覧いただければと思います。
今回紹介する茶葉は、12月に飲んでいた、
「アッサム カルカッタオークション」
の紹介です。
購入店はおなじみのLUPICIA。
まずは基礎知識。
【アッサム・カルカッタオークション】はゴールデンチップス(お茶の新芽)をたくさん含んだ、贅沢なアッサムのみのブレンド。ブロークンタイプの茶葉の甘い香りとCTCタイプのしっかりとしたボディがほどよく調和しています。コクがあるのでロイヤルミルクティーに最適です。
インドの「アッサム地方」で収穫された、「カルカッタオークション」という名前の紅茶になります。
紅茶の名前って、風味や茶葉の名前(=産地であることが多い)、農園の名前等が混在して書かれており、とても分かりにくい。
茶葉の分類は「アッサムティー」に大別されます。
説明文に見慣れない文字列。
ゴールデンチップス、調べました。
自然乾燥させた芯芽を、シルバーチップとよびます。
そして、シルバーチップを製茶工場で発酵したタンニンの成分(紅茶液)で着色されて、金色にしたものをゴールデンチップと言います。
ゴールデンチップだけを集めたモノをゴ-ルデンチップス。
シルバーチップだけを集めて、シルバーチップスとよびます。
ちなみに、「チップ」という言葉についてもご紹介。
チップとは、茶葉の先端にくるんと丸まった状態で、葉が開いていない芽がありますが、この芽を芯芽といいチップとよぶのです。
チップの表面には細かい毛が生えています。
紅茶に加工された後も、この産毛が残っているモノもまた、チップとよばれます。このチップの外側にも、白い産毛(うぶげ)が密生しています。
しかし、葉が成長するにしたがって、白い産毛は落ちてしまいます。引用:上記引用箇所と同様。
というわけで、実際に茶葉を見て「ゴールデンチップス」を探してみます。
アッサムの茶葉は特徴的で、丸っこい形をしています。
これはCTC(Crush Tear Curl)という製法で人為的に丸められた状態となっています。
CTC製法を用いることで、茶葉の成分をより抽出しやすくしてあります。
アッサムティーは紅茶の中でも最も味が濃いとされ、
ミルクティーやチャイティーとして飲まれることが多くなっています。
その為には、茶葉の成分をより濃く抽出することが必要となります。
そこでこのCTC製法が用いられています。
濃いからミルクティーとして飲まれ、ミルクティーとして飲まれるからCTC製法で濃く出やすいように加工されている訳です。
とはいえ、一般的な茶葉の形の状態ももちろん存在します。
写真をよく見ると、ひげのような形の茶葉と丸い茶葉の二種類が混在していますね。
丸いものがCTC製法のアッサム。
ひげの方がフルリーフのアッサムとなっています。
この中にゴールデンチップスはあるのかないのかはよくわからないレベルです・・・
今回はストレートでいただくので、表記通りの2分の抽出時間を設けます。
鮮やかな赤色の液色。
舌にほんのりと残る甘味があります。
抽出時間を長くすれば、より一層渋味甘味とタンニンのコクが感じられます。
レモンティーにすると甘味とコクを潰してしまいそうなので合わないかなぁ。。。
ミルクティーにするときはもう少し抽出時間を長くすると良いと思います。
評価★★★★☆
僕が一番好きなダージリンセカンドフラッシュは超えませんが、
比較的おいしくて飲みやすい紅茶です。
とはいえ、タンニンによる歯への色素沈着が気になる茶葉ではあります。
コーヒーでも紅茶でも同じですが、歯にステインが付いていると見た目に悪いです。
ケアもお忘れなく。
市販のホワイトニング剤は歯が削れてしまってよくないみたいなので、
僕は歯医者さんにおすすめされたこちらの商品を使っています。
この量で3か月くらいは持つのでおすすめです。
1~2週に1回は歯磨き後にこちらでもう一度歯磨きしています。
というわけで、今回はアッサム カルカッタオークションをご紹介しました。
次回はベルエポックという紅茶をご紹介します。
余力があれば、紅茶に合うお菓子も作ってみたいところ。
以上、「アッサム・カルカッタオークション」の紹介でした。