【初心者必見!】IT系サラリーマンが教える、賢いPCの選び方

こんばんは、べる(@belltea910)です。

 

3月にノートPCのバッテリーが機能しなくなりました。

買い替えると言い続けて、早5ヵ月です。笑

 

前回は、ノートPCを買い替える頻度についてアンケートをとりましたね。

 

【実は消耗品!?】パソコンの買い替え頻度についてアンケート取ってみた。 - べるろぐ

 

みなさんの中にも、そろそろノートPCを買い替える方もいるかもしれません。

 

今回は、ノートPCを購入するときに確認すべきポイントを書いていきます!

家電量販店には変に安くて重いPCや、高いけど悪い意味で値段に見合っていないPCがたくさんあります。

そんな情弱PCに引っかからないために、抑えるべきところはちゃんと抑えていきましょう!

 

 

1.絶対抑えるべきPCの基本構成

 

まず最初に、PCの構成についてすごく簡単にまとめます。

下の絵を見てください。

頑張って宿題をこなす小学生。僕らも夏休みには苦しめられましたね。

 

 

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実は、PCの主要なパーツのスペック(性能)は、よく以下のようにたとえられます。

 

 

小学生の頭脳     :CPU

宿題を広げる机の広さ :メモリ

宿題等をしまう引き出し:HDD/SSD

 

宿題を出す先生と宿題も、PCでは以下のように例えることが出来ます。

 

宿題を出す先生    :OS

宿題         :タスク

 

宿題のドリルをこなそうとしても、ドリルが難しすぎるとこなせないですよね。

宿題の自由研究を進めようと模造紙を広げても、

机が狭いとやりにくくて時間がかかってしまいますよね。

自由研究やドリルをしまっておこうとしても引き出しがいっぱいだと、

無くしてしまったり、くしゃくしゃにしてしまったりしますよね。

引き出しから出すときに探す時間がかかるかもしれません。

 

以上のイメージをPCのパーツで例えると、以下のようになります。

 

動画を再生しようとしても、CPUのスペックが足りていないと再生が重い

CDを取り込みながらインターネットを見つつWordを書こうとしても、

メモリが足りていないと動作が不安定になる

HDD/SSDがいっぱいだと、それ以上の保存ができなくなり、読み込みも遅い。

 

折角買ったPCが遅かったり、使っているとすぐに重くなったりしては最悪ですよね。

CPU、メモリ、HDD/SSDは特に動作速度に直結する部分です。

PCを購入する際は、最低限この3つの確認が必要です。

 

ここから、それぞれどうやって選ぶべきかを確認していきます。

 

2.CPUって何?どこに書いてあるの?

 

ここからは、実際のチラシを例に見ていきましょう。

 

下に、ある家電量販店のPCチラシを貼りました。

 

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左上部分の赤枠部分が、いわゆるスペック部分になります。

 

枠内の一番上に、何か難しそうな単語が並んでいませんか?

「Intel Core i3 7130U プロセッサ (2.7GHz)」

この部分がCPUのスペックです。

 

Intel Coreは、現在「i3」「i5」「i7」が主流となっています。

iに続く数字が大きいほど性能が良いですが、その分価格も上がっていきます。

この中にもいくつかの情報が入っていて、

 

Intel   Core    i3 7130U プロセッサ (2.7GHz)

企業名 ブランド   型番         (クロック数)

となっています。

 

ちなみに、「インテル 第4世代 CPU搭載」

のように、世代で書かれていることもあります。

世代はざっくり言うと、型番の数字で判別できます。

 

i7/i5/i3 4000番台の場合は第4世代、

i7/i5/i3 7000番台の場合は第7世代と考えてください。

 

千の位は世代を表し、百の位以下で世代の中での性能を表しています。

どちらも、数字が大きい方新しい世代高い性能になります。

 

ここまで、説明が長くなってしまいました。

CPUは、迷ったら最新か一世代前のCore i5で問題ないと思います。

 

動画編集、DTM、デジタルイラストを描く、3Dゲームをする場合は

Corei7が無難かもしれません。僕がこのあたりやらないので断言はできませんが。

 

実はこのほかにも、「Intel Cerelon」とか「Intel Pentium」とかありますが、

この辺りから動画再生などの動作が気になり始めるのであまりお勧めではありません。

 

Coreの数字の違いは、コア数とスレッド数の違いです。

このあたりは少し難しくなるので、今回は割愛します。

別記事でご紹介しますね!

 

3.メモリって何?

 

CPUの下に、「メモリ4GB」と書いてあります。

 

これが、冒頭で説明した”机の広さ”になります。

 

もちろん、大きければ大きいほど処理がサクサクになりますが、

その分お値段も張ります。

 

普通の用途であれば、メモリ8GBであれば問題ありません。

僕は5年前のノートPCを使っていてメモリが4GBなのですが、

フリーズすることもあり、その上起動時の重さも気になっています。。。

 

実は、Windows10には32bit版と64bit版があります。

これはOS(=宿題を出す先生、でしたね。)に違いがあるのですが、

32bit版だと動かせるメモリの容量は4GBで限界みたいです。

イメージは、先生が制御できる生徒の数に限界がある、と考えてください。

最近では64bitが主流なので、8GBで安心です。

 

4.HDD/SSDって何?何が違うの?

 

HDD/SSDは、机の引き出しでしたね。

数字が大きいほどたくさんのデータを保存できますが、その分お値段が(以下略)

 

HDDは、CDやDVDのような、円盤をぐるぐる回して記録する装置です。

ぐるぐる回って記録するので、容量と回転速度が読み込み/書き込みの速度に影響します。

ですが、正直回転数は気にしたことがありません。

 

SSDも記録する装置なのですが、これは円盤ではなく半導体で記録しています。

イメージはUSBメモリですね。

HDDと比べて静かでアクセスが早いというメリットがあります。

デメリットは、HDDより高価なこと、読み込み/書き込み回数に限界があることです。

なので、サーバやデータベースには向きませんが、普通に使う場合は気にしなくて大丈夫です。笑

 

容量は、最近では1TB(=1000TB)というものも増えてきています。

ですが、DVDや映画を沢山保存する、とかでなければ500GBで十分かと思います。

HDD/SSD容量は後から追加もできるので、意外と後回しにしてもいい部分なんです。

 

5.他に気にすべきところ

 

さて、先ほどのチラシをもう一度見てみましょう。

 

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赤枠内の下の方に、「光学ドライブなし」「Office home~」って書いてありますよね?

 

光学ドライブは、CDやDVDを入れるところです。

このパソコンは無いので、CDを取り込んだりDVDを見たりできません。

Amazonプライムの映画を見るかAppleから音楽をダウンロードしろってことですね。笑

 

Office home~は、WordやExcel、PowerPointのことです。

チラシのPCではちゃんと3つとも入っていますね。

僕のPC、実はPowerPointだけ入っていないので大学のプレゼンで苦労しました。

授業や仕事で使う場合は、この辺りも確認しておいた方が良いかもしれません。

 

実はWordやExcelは、無料版があります

LibraOfficeという名前なのですが、ほぼ浸透していませんね。

このように無料版もあるので、必須項目ではありません。

 

あとは黒枠で囲った重量も、意外と大きなポイントです。

僕は2.3kgのノートPCを持ち歩いていましたが、

大学へ行くときのこの重さはなかなか重いです。笑

1.5kg以下が理想かな。。。

個人差がありますが。

 

6.まとめ -おすすめノートPCスペックはこれだ!-

 

用途は"普通の使い方"とします。

3Dゲームとかペンタブで絵を描いたりしない、

Word、ブラウザタブ乱立、動画再生、みたいなイメージです!

 

僕がノートPCを買うなら、以下のスペックのものを買うと思います。 

 

CPU     :Intel Core i5-7000or8000番台 (クロック数は2.0GHz以上が理想)

メモリ  :8GB

記憶装置   :HDD/SSD 500GB

 

普通に使う分には、これくらいあれば理想かなぁというスペックです。

 

僕はChromeのタブを20個開きながら動画を再生したり、

仮想デスクトップ使ったり、

少し重めな使い方をするので無難にi5を選びました。

が、そこまでタブ乱立しないのであれば、

コアをi3にしたり、メモリを4GBにしたりでも十分かもしれません。

そっちの方が安いですし。

 

仮想デスクトップについてはここでご紹介しました。

【卒論・業務効率化!】Windowsのお役立ちショートカットキーを厳選紹介してみた - べるろぐ

 

ただ、今はスマホも高機能ですよね。

youtubeも音楽もスマホで見る/聴くという方は、もっと性能を落としても十分かも。

 

CPU     :Intel Core i3-7000or8000番台 (クロック数は2.0GHz以上が理想)

メモリ  :4GB

記憶装置   :HDD/SSD 500GB

(※2018/10/9追記)

記憶装置はできうる限りSSDにした方がいいです。

Windows10の仕様により起動時に従来より多くのデータを読み込むことになりました。

SSDはHDDよりも読み込みが早いため、起動時に早く快適に動作させることができます。

気にするかしないかは、あなた次第ですが。

 

Word/Excel/iTunes/軽いネットサーフィン/動画くらいしか使わない!という方は、

これくらいのスペックあれば十分かもしれません。

 

Coreとメモリの部分は値段と応相談ですね。

 

ちなみにですが、チラシのPC、139,800+税ですよね。

Amazonだとこのお値段。

 

 

店舗通さないだけで3万円差もあります。

 

さらに、価格.comで検索するとさらに安くなってたりもします。

こういうところだと送料に数万円かかったりもしてしまいますが。。。

 

お財布と相談して、ベストなものを選びましょう!

 

以上、ノートPCの賢い選び方でした!